ミニかぼちゃ(坊ちゃんかぼちゃ)は、手のひらにのる程の小さなサイズのかぼちゃ。
ホクホク甘くて美味なものが多く、また、丸ごとレンジで加熱して使うことができるので、調理が楽なのも特徴です。
中でもミニかぼちゃを丸ごと使ったグラタンは、見た目にインパクトがあるので、ハロウィンなどのパーティー料理としてもおすすめです。
この記事では、”子供達に喜ばれること間違いなし”のミニかぼちゃ(坊ちゃんかぼちゃ)を丸ごと使った「チーズグラタン」のレシピを写真付きで詳しく紹介します。きっと普段野菜が苦手な子供でもパクパク食べてくれるはずですよ♪
子供が喜ぶ「ミニかぼちゃのチーズグラタン」のレシピ
〈美味しく作るコツ〉
⚪︎ホワイトソースに粉チーズを加え、チーズ感とコクをプラス
⚪︎ホワイトソースの味付けは濃いめに(かぼちゃと一緒に食べた時に味がぼやけず美味しい◎)
⚪︎パンの耳を入れて食べごたえアップ!
【材料:2人分】
◆ミニかぼちゃ(坊ちゃんかぼちゃ) 2個
◆玉ねぎ 30g
◆ぶなしめじ 30g
◆ハーフベーコン 2枚
◆牛乳 200ml
◆粉チーズ 大さじ1
◆小麦粉 大さじ1
◆塩、こしょう
◆食パンの耳 6枚切りのパン1枚分(フランスパンでもOK)
◆ピザ用チーズ 適量
【手順】
(1)玉ねぎは長さ2cm幅1mmの薄いスライス、ぶなしめじは小さく切る。ベーコンは幅3mmに切る。(玉ねぎ・ぶなしめじ・ベーコンの量はホワイトソースの旨味出し程度にし、上記分量以上入れない方がかぼちゃと一緒に食べたときにかぼちゃとの馴染みが良く、食べやすいです◎)
パンは包丁で耳を切り、耳を約2cmの長さにちぎっておく。
(2)かぼちゃはヘタの部分から中心に向かって約1cmの所を、包丁の顎を使いながらぐるっと一周切れ目を入れ、器部分と蓋部分に切り分ける。
(3)スプーンを使い、中の種とワタを取り除く。
(4)かぼちゃの全体を覆うようにラップで包み(器部分と蓋部分を重ね合わせた状態)、電子レンジ600wで4分♪
荒熱が取れてからラップをはがし、蓋の部分に菜箸を刺して火の通り具合を確認する。(菜箸がスッと通ったらOK。まだ固い場合は、再びラップをし、600wで30秒ずつ様子を見ながら加熱する)
(5)フライパンに油を熱し、玉ねぎを炒める。玉ねぎがしんなりしたらぶなしめじとベーコンを入れサッと炒める。
(6)一度火を止め、小麦粉大さじ1を加え、木べらなどで具材によく馴染ませるように混ぜる。(小麦粉を入れるのはホワイトソースのトロミを出すため。最初に小麦粉を具材に馴染ませておくことでダマができるのを防ぎます)
(7)火をつけ、全体を混ぜながら、牛乳200mlを加える。(牛乳は4〜5回に分けながら少しずつ加える)
(8)牛乳を全て入れ終えたら、粉チーズ大さじ1を加え、全体がトロッとするまで混ぜながら加熱する。塩小さじ1/4〜とこしょうで味を整える。
(9)かぼちゃの中に、パンの耳→(8)→パンの耳→(8)の順に交互に入れていく。
(10)上にピザ用チーズをのせる。
(11)トースターでチーズに焼き色がつくまで焼いたら完成!(上にドライパセリをのせると見た目もおしゃれに♪)
中はこんな感じ(上写真)。かぼちゃを崩しながら、かぼちゃと中のホワイトソースを一緒の食べるのがおすすめ◎かぼちゃは皮ごと食べられます。
パンの耳がホワイトソースを吸ってしっとり&トロッとするため、「パンの耳が入っているの??」というくらいパンの存在は無くなりますが、食べ応えアップとトロッとした食感を出すために、このレシピではパンの耳を入れています。耳を切り取った後のパンの中身は、ホワイトソースをつけながら一緒に食べても◎
食べ盛りの子供たちがいる場合は、ホワイトソースを倍量作って、かぼちゃの器に足しながら食べると満足感がさらにアップします。
以上、「ミニかぼちゃのチーズグラタン」のレシピの紹介でした。
インパクトがあるわりに、作り方は簡単。パーティー料理として子供にも大人にも喜ばれること間違いなしのかぼちゃ料理です。試してみてくださいね♪