団地でクラフト樽生ビール?!百草団地の憩いの場「futollante」と「10ants Brewing」

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フトランテで飲める樽生ビール2種

東京・日野市にある百草団地内の商店街に2024年5月にオープンした飲食店『futollante(フトランテ)』。

このお店では、日本で唯一、揚げたての東京風アンダカシーが食べられる他、地元の日野醸造所が作る「10ants Brewing」のクラフト樽生ビールを楽しむことができるのだとか。

毎晩のビールを楽しみに日々過ごしている私は興味深々。

早速お伺いしてみることに。

目次

東京コヤノ堂直営の飲食店「futollante(フトランテ)」

百草団地の商店街に店舗を構えるオシャレな飲食店『futollante(フトランテ)』。

百草団地の商店街にあるフトランテの外観

実はここ、団地内の飲食店としての他、東京風アンダカシーの製造場としての役割も担う、東京コヤノ堂の直営店なんだそう。

フトランテの外観と店主の小谷野さん

フトランテの店主・小谷野さん

ところで皆さん、この聞き慣れない「アンダカシー」って何のことか知っていますか?

実は、このアンダカシーとは、沖縄の伝統的な食材「豚皮(トンピ)」を揚げたお菓子のこと。

沖縄の方言では「揚げカス」という意味だそう。

この「揚げカス」を、より美味しく、そして体にも嬉しいおつまみに作り上げたものが東京風アンダカシーです。

東京コヤノ堂の創設者であり、フトランテの店主でもある小谷野さんは、自らのダイエットの成功体験から、ダイエットのきっかけになるような商品を作りたい!楽しいダイエット経験を共有したい!との思いから20年間勤めた郵便局を退社。

そして、ダイエット研究家さんのアドバイスを参考に、沖縄県の伝統菓子アンダカシーを独自に改良した糖質ゼロスナック「東京風アンダカシー」の開発をはじめたそうです。

》より詳しい内容は東京コヤノ堂公式HPから

そんな小谷野さんが運営するフトランテは、揚げたての東京風アンダカシーの他、団地の商店街で購入した飲食物を持ち込んで、地元のクラフト樽生ビールや美味しいコーヒーを味わいながら過ごすことができる、地元民の憩いの場となっています。

東京風アンダカシー

フトランテのメインメニューは、ビールによく合うサクサクのスナック「東京風アンダカシー」。

なんと、揚げたてを味わえるのは、直営店のここだけとのこと。

「揚げたて」が食べれるのは時間帯によるので、揚げたて目当ての方は店舗に要確認◎

今回伺った時には、東京風アンダカシーは6種のフレーバーがありました。

フトランテの東京風アンダカシーのメニュー

◆こだわりソルト

◆本気のり塩

◆おされコンソメ

◆ポークカレー

◆3種のチーズ

◆季節のフレーバー

どの味も税込み400円です。

どれも美味しそうで迷いましたが、まずは一番シンプルなものを味わってみたく、こだわりソルトを注文。

フトランテの揚げたて東京風アンダカシー
フトランテの揚げたて東京風アンダカシー

マックポテトMサイズ(より少し小さめ?)位の容器に、2〜3cmのコロンとした形の東京風アンダカシーが入っています。

なるほどー。ほんのりと感じる豚の旨み&コクにしっかりめの塩気が効いており、後を引く美味しさ。

サクッと軽い食感なので、ビールと交互にパクパクと食べれてしまいます♪

そして嬉しいことに、アンダカシーの原料である豚皮(トンピ)には、たんぱく質コラーゲンが豊富。また、糖質ゼロなので、糖質制限ダイエットにも適しているとのこと。

店主の小谷野さんは、このアンダカシーをツマミに毎晩お酒を飲みながら6ヶ月間で-16kgwのダイエットに成功したらというのだから、説得力あります。

また、お肌を健やか保つたんぱく質やコラーゲンが豊富なので美肌効果も期待できそう◎

クラフト樽生ビール

フトランテでは、百草団地に日野醸造所をもつ『10ants Brewing』のクラフト樽生ビールを味わうことができます。

日野醸造所はフトランテの隣に販売所があり、テイクアウトのビールを販売しています。

フトランテで飲める樽生ビールのメニューはこちら(2024.6時点)。

10ants Brewingのビールメニュー

①ファイブレッド(RED IPA)

②No bitter(IPA)

③The Fourth Dimention Blue lebel(Session IPA)

④IT’S ME(TDH Oats Cream NEIPA)

⑤Coyano Opening White Ale(Belgian White)

10ants Brewingは、特にIPAにこだわりを持ってビール作りをされており、IPAの種類が豊富。

サイズはS・M・Lの3種。

ビールサイズS・M・Lのサンプル

今回は③④⑤を飲み比べてみました。

まずは、③The Fourth Dimention Blue lebel、10ants Brewingの代表作を味わってみました。こちらはグレープフルーツフレーバーです。IBUは50。そんなに強い苦味ではありませんが柑橘を思わせる程よい苦味がクセになりそう。

カップに入ったビール(The Fourth Dimention Blue lebel)

The Fourth Dimention Blue lebel

後味がスッキリしており、さっぱりと飲めます。

IBUとは 、ビールの苦味を数値化した世界的指標のこと。0~100の数値で表示されており、数値が大きいほど苦みが強いとされています。一般的なビールはIBU15前後、苦味が特徴のIPAは50〜100のものが多いそうです。

⑤Coyano Opening White Aleは、甘酸っぱいフルーティーさが特徴でとても飲みやすいです。ベルジャンホワイトなので苦味のあるビールはちょっと苦手、、という方にもおすすめ。香りもよく上品さを感じる一杯でした。

カップに入ったビール(Coyano Opening White Ale)と(IT'S ME)

Coyano Opening White Ale(左)とIT’S ME(右)

⑤Coyano Opening White Aleは、フトランテさんのオープン記念に特別に作ったビールとのことなので、もしかしたら今後はメニューから無くなってしまうかも?!気になる方はお早めに。

ベルジャンホワイトとは、ベルギーで生まれた、上面発酵タイプ(エールビール)の白ビール。麦芽化していない小麦を使い、副原料としてオレンジピールとコリアンダーシードを使って作ります。柑橘系やスパイスの香りがあり、柔らかな酸味でヨーグルトのような味わいが特徴のビアスタイルです。

④IT’S MEは、10ants Brewingが渾身の力を込めて作ったというトロピカルな一杯。

一口飲むと、一瞬「ん??!」となります。

味が複雑で表現がとても難しい。

でも、とても美味しいです。

5〜6種類くらいの味(旨み、甘み、酸味、苦味、フルーティーさ等)を一気に味わっているような感じです。後味は苦めに感じたので、最後はサッパリと飲み終えられました。

④IT’S MEは、今回の3つ飲んだビールの中で一番衝撃の味だったので、個人的にぜひ皆さんにも味わっていただきたい一杯です。


ちなみに、フトランテは、百草団地商店街の他店で購入したものは全て持ち込み可

今回は、隣のお肉屋さんの牛丼弁当を購入し、昼間からハッピーな時間を過ごしました。

お肉屋さんの牛丼とビール

また、朝早くから営業しており、数量限定のモーニングメニューあり。もちろん、朝から美味しい樽生ビールも飲めます。

フトランテのモーニングメニュー

【futollante(フトランテ)】

住所:東京都日野市百草999−2 8-1-108(Google map)

電話:080-5495-6863

営業時間:8:00〜20:00

定休日:水

団地で楽しいひとときを

この記事では、東京・日野市にある百草団地内の商店街にある飲食店『futollante(フトランテ)』の紹介をしました。

このお店では、日本で唯一「揚げたての東京風アンダカシー」が食べられる他、地元の醸造所「10ants Brewing」が作るクラフト樽生ビールを楽しむことができます。

近隣に住む者として、フトランテさんのオープンにより、百草団地の商店街がもっと賑やかになりそうで楽しみです。

今度の休日は、団地内のユーモア溢れるおしゃれ空間『futollante(フトランテ)』で、のんびり楽しい時間を過ごしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

『食べること』『料理をすること』が大好き。管理栄養士、代行料理人としての経験を通して得た料理のコツ、日々のごはん作りに役立つ時短レシピ、キッチン用品、その他食に関する色々なコトを紹介しています。(たまに旅や暮らしについても書いてます*) 1990年生まれ。北海道出身。一児の母。

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