『パクモグ』で食べるジェスチャー遊び|子供と一緒に夢中になれるボードゲーム

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ボードゲーム「パクモグ」のパッケージ

この記事では、ボードゲーム『パクモグ』の紹介をします。

『パクモグ』は、ジェスチャー遊び(料理を食べるしぐさ)と、昔から日本人に馴染みのあるカルタを掛け合わせた、誰もが笑顔で楽しめるゲームです。

読み札に書かれている料理を想像し、その料理の食べ方を全身を使って表現するので表現力が身につく他、子供が料理や食事に興味を持つきっかけにも◎

また、ゲームを進めていくうちにお腹がへる可能性大なので、食いしん坊さんは要注意♪

小さい子も楽しく遊べて、意外と大人も本気になってしまう『パクモグ』、家族みんなで盛り上がりましょう!

目次

パクモグが出来た「きっかけ」

『パクモグ』は、作者であるKEIKO INAGAKIさんが、ご自身の息子さんとの遊びの中で閃いたアイデアから生まれたボードゲームとのこと。

当時2歳の息子さんとのおままごと遊びの中で「本気でキチンを食いちぎるマネ」をしたら、息子さんに大ウケ。それからは、いつもチキンの食べマネをしてくれるのがとっても可愛かったそうです。

そんな出来事をもとに、INAGAKIさんがご自身が子供と遊びたくなるカルタゲームを考えた末、完成したのが『パクモグ』。

実際の遊びの中から生まれたゲームという経緯もあり、間違いなく子供が喜んで遊んでくれそうですよね♪

パクモグの遊び方

《ゲームの箱に入っている内容物》

取り札36枚・読み札36枚・カトラリー4種・

説明書1枚

《プレイ人数》3〜7人

《対象年齢》6歳以上

パッケージ、取り札、読み札のデザインは、作者のKEIKO INAGAKIさんが自ら描いたやわらかいタッチの可愛らしいイラスト。

パクモグの取り札

シンプルながらも食べ物の特徴をしっかりと掴んでおり、小さな子供でも見分けやすいイラストです。

取り札はブルー、イエロー、ピンクの3色があり、主にブルーは主菜・副菜などのおかず系の料理イエローは米やパン、麺類などの主食ピンクはおやつやデザートなどの甘いものが描かれています。

この色分けを意識してゲームに参加すると、沢山の取り札の中から目当ての取り札を見つけやすく有利♪

また、読み札は取り札よりサイズが小さく、イラストの下に料理名が表記されています。(下写真)

ソフトクリーム・ハンバーガー・ベーコンエッグの取り札と読み札

【事前準備】

「取り札」をイラストを表にしてカルタのようにバラバラに広げます。箸・フォーク・スプーン・ナイフの4種のカトラリーは、広げた取り札の真ん中に置きます。

広げた取り札の真ん中にカトラリーを並べて置いた状態

「読み札」は裏にした状態でよく混ぜ、1人3枚ずつ配ります。表のイラストを見ずに裏のまま重ね(山札)、各自の目の前に置いておきます。

順番決めのテーマは、最近おいしいものを食べた人。(確実にまずここで盛り上がります♪)

各プレイヤーの最近食べたおいしいものをそれぞれ言い合い、みんなが納得する一番おいしいものを食べた人から手番をはじめ、時計回りにプレイします。

【ゲームの進め方】

手番の人は、自分の山札から読み札を1枚ひき、食べるものを確認し、「いただきます」と言ってから、それを食べるふりをします。

読み札を他の人に見られないように注意!カトラリーは使っても使わなくても大丈夫◎(カトラリーなしのプレイは、より上級者向けになります。)

他の人達は、何を食べているか分かったら、その取り札を取ります。

分かりやすくいうと、パクモグは読み札を「読む」かわりに「食べるふり」をするカルタですね♪

《あたりの場合》あてた人はその取り札をもらえ、手番の人はその読み札をもらえます。

《はずれの場合》はずれた人はその回はもう取り札を取れません。全員が間違えてしまったら、手番は失敗!その読み札は誰ももらえず端によけておきます。

正解者が出るまで、手番の人は食べてるふりを続けてOK。

各プレイヤーがすべての読み札をプレイしたら、ゲームは終了。

もらった読み札・取り札の枚数を全て合計し、一番枚数の多い人が勝ち!

自分の出番では出来るだけ分かりやすいジェスチャーをして読み札をゲットし、他プレイヤーの出番では、素早く他プレイヤーのジェスチャーを見ぬき、取り札をたくさん手に入れらるように各自が頑張ります◎

※パクモグの詳細は「パクモグ公式ホームページ」をご覧ください。

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明らかに分かりやすい食べ方の料理の場合はジェスチャーする側も当てる側も簡単ですが、似ている動作の料理が2つ以上ある場合「うーん、どっちかなー」と迷ってしまうことも。

似ている動作の一つの例として、ホットケーキとステーキがあります。

ホットケーキとステーキの取り札

どちらの料理もフォークとナイフで切って食べる料理ですが、ステーキは食べ始める前に紙エプロンをつける動作をする、ホットケーキはメープルシロップをかける動作をするなど、食べる前の準備の動作で違いを出したりと頭を使って工夫しましょう♪

他にも、ソフトクリームとキャンディー、餃子と寿司、ベーコンエッグと焼き魚なども食べる動作が似ていますよね。

ソフトクリームとキャンディー、餃子と寿司、ベーコンエッグと焼き魚の取り札

みなさんはどのように表現分けしますか??

見ている側は、思いもよらないわかりやすい表現に「あ〜、なるほど!」「うちの子は、こんな表現が出来たのね!」と驚きと関心の瞬間も、きっと多いはず♪

また、お子さまとの食事中に食べ方の話題が広がるので、お子さまがより食事に興味を持つきっかけにもなるかもしれませんね◎

子供と一緒に楽しくジェスチャーゲームを

この記事では、料理を食べるジェスチャーとカルタを掛け合わせたボードゲーム『パクモグ』の紹介をしました。

ゲーム中は笑いが絶えないのはもちろん、料理の食べ方を全身を使って表現するので、遊びながら表現力が身につく他、子供が料理や食事に興味を持つきっかけにも♪

誰もが笑顔で楽しめる『パクモグ』、みんなでワイワイ楽しみましょう!

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この記事を書いた人

『食べること』『料理をすること』が大好き。管理栄養士、代行料理人としての経験を通して得た料理のコツ、日々のごはん作りに役立つ時短レシピ、キッチン用品、その他食に関する色々なコトを紹介しています。(たまに旅や暮らしについても書いてます*) 1990年生まれ。北海道出身。一児の母。

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