北海道産全粒粉キタノカオリを使用して作った手作りパン、味や食感は実際にどう変わるのでしょうか?
今回は、北海道産全粒粉キタノカオリを加えたパンと加えていないパンを作り、それぞれの味の違いを比較・検証しました。
北海道産全粒粉キタノカオリ
今回使用した北海道産全粒粉キタノカオリは、富澤商店で購入した石臼挽きのもの。
商品説明として、「小麦の甘みを引き出して風味豊かなパンに仕上がるバランスの良い全粒粉」と記載されています。


パンは、ムラヨシマサユキさんのカンパーニュのレシピを参考にしました。
ちなみに、ムラヨシさんの本に載っているレシピは、簡単に本格的なカンパーニュを作ることができるのでオススメです。
※レシピ本はこちら↓
【材料】
◆準強力粉(リスドォル) 150g
◆ライ麦粉 25g
◆全粒粉 25g(片方のみ)
◆ポーリッシュ種 200g
◆ドライイースト 1g
◆塩 2g
◆はちみつ 3g
◆水 110g
上記の分量でカンパーニュを2個(全粒粉あり・なし)を作り、全粒粉を使用していない方(以下、全粒粉無しパン)には、全粒粉25gの代わりに準強力粉25gを使用しました。
どちらのパンにもライ麦は使用しています。
結果
【見た目】

左:全粒粉入りパン 右:全粒粉無しパン
どちらもライ麦特有の黒っぽさがありますが、全粒粉入りパンの方がより茶色味が濃く仕上がりました。写真ではわかりにくいですが、全粒粉のプツプツした粒も目立ちます。
【味・食感】
まず、全粒粉無しパンは、あっさり食べやすく、バケットのようにシンプルな食感です。
一方、全粒粉入りは、もっちりとした食感。
さらにトーストすると、全粒粉のザックリとした食感とザラッとした舌触りを感じます。
まとめ
モチモチ感が強いのが特徴の強力粉キタノカオリですが、今回使用したのは全粒粉の形状なので、あまりモチモチしないのでは?と思っていましたが、少量加えただけでも予想以上の変化があり、もっちり&さっくりの美味しいパンが焼けました。
さらに嬉しい点として、小麦を丸ごと挽いて粉にした全粒粉は、通常の小麦粉よりも栄養価が高く、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが豊富なので、日々の健康増進にも◎
パン作りの際の参考にしてみてくださいね〜



