すっきりとしたデザインが美しい月兎印のスリムポット。
コンロの上にあるだけで、キッチンのおしゃれ感がグンッと増しますよね♪
このスリムポット、実は発売から30年以上続く人気のロングセラー商品。食器やキッチン用品を販売しているお店でも見かけることが多く、購入を検討している方もいるのではないでしょうか。
この記事では、月兎印のスリムポット1.2ℓを4年間使った筆者が、実際に使用した感想をメリット・デメリットを含めて詳しく紹介します。
野田琺瑯 |月兎印の「スリムポット」のメリット・デメリット
メリット
スリムで美しいデザイン
ガスコンロの上に置いてある姿はシンプルだけどどこか可愛らしく、使っていくうちに愛着が増します◎
ツルンとしたホーロー特有の光沢感も温かみがあって素敵ですよね。
スリムポットの製造には、とても繊細な作業工程(注ぎ口の形状や塗りなど)が多く、高い技術が必要とのこと。熟練の職人さんにより昔ながらの製法でひとつひとつ丁寧に仕上げられているそうです。
スリムポットのサイズは0.7ℓと1.2ℓ、カラーのバリエーションも豊富。どれにしようかと選ぶのも楽しみの一つですよね♪
衛生的な内部と強い耐久性
4年間使った今でも、内部のコーティングが剥がれてくることなく丈夫。内部はガラスコーティングされているので、匂いや汚れがつきにくく衛生的です。
沸かしたお湯をそのまま白湯として飲んでも、美味しく飲めます。
注ぎ口が細く、少しずつお湯を注げる
長く細い注ぎ口はコーヒーのドリップに最適。
ドバッとお湯が出てくる心配がないので、マグカップや細めのタンブラーにお湯を注ぐときも安心して使えます。
ネットショップの購入レビューを見ると、スリムポット自体は直火にかけず、別のやかんで沸かしたお湯をスリムポットに移し、コーヒーをドリップするのに使っているという方も。直火にかけるとどうしても底面に使用感(下写真)が出てくるので、ドリップ用にキレイさを保ちたという人にはオススメの使い方かと思います◎
デメリット
持ち手が熱くなる
直火にかけると持ち手がかなり熱くなるので、ミトンや布巾が必須です。使っていると慣れますが、慣れるまでは少し手間だなと感じるかもしれません。
沸騰するとお湯が吹きこぼれる
7分目以上の水を入れてお湯を沸かすと、お湯がグツグツと沸き始めた時点で注ぎ口からお湯が吹きこぼれます。フタを外して沸かすと吹きこぼれを防げるので、我が家では常に蓋を開けた状態でお湯を沸かしています。
底面が狭い
ポットの底の直径が約10cmと狭いので、きちんとコンロ(五徳)に乗せないと少し不安定な状態になり、グラつくことがあります。慣れるまでは少し気を使うかもしれません。小さめのサイズのコンロ(五徳)があれば、そちらを使うと安心です。
ホーローが剥がれてくることがある
ホーローの表面はガラス質のため衝撃に弱く、外部からの強い衝撃や経年劣化によりひび割れが生じる場合があります。
我が家のスリムポットも使いはじめて2〜3ヶ月で注ぎ口の根本の部分がひび割れてきてしまいました(落としたり、ぶつけたりなど思い当たる節はないのですが、使い方が悪かったのかなー、、)。
ホーローは剥がれた部分から錆びてきてしまうので、ホームセンターで購入したホーロー補修用ボンドで修理しました(下写真)。その後は、その箇所以外のひび割れはなく、問題なく使っています。
スリムポットはこんな人におすすめ
『スリムポットのデザインに一目惚れした』
→デザインが気に入っていると少し手間だなと感じる部分も愛着に変わります◎
『美味しいドリップコーヒーを淹れたい』
→細く長い注ぎ口はドリッピコーヒーを淹れるのに最適♪
『一度に沸かすお湯は少量で良い』
→0.7ℓ・1.2ℓの容量なので、一人暮らしや少人数家族の方に向いています。
まとめ
この記事では、月兎印のスリムポット1.2ℓを4年間使った筆者が、実際に使用した感想をメリット・デメリットを含めて詳しく紹介しました。
メリットとして、スリムで美しいデザイン・衛生的な内部と強い耐久性・注ぎ口が細く少しずつお湯を注げるの3点が挙げられました。一方、デメリットとして、持ち手が熱くなる・沸騰するとお湯が吹きこぼれる・底面が狭い・ホーローが剥がれてくることがある等が挙げられました。
上記はあくまで筆者が日常的に使って感じた個人の感想です。デメリットと考えられる点もいくつか挙げましたが、トータルで考えると愛着を持って気に入って使っています。今後もしばらく使い続ける予定です。
「スリムポットのデザインに一目惚れした!」「おしゃれなやかんで美味しいドリップコーヒーを淹れたい!」という方には、特におすすめです◎