作った料理を保存したり、カットした食材を保存するのに便利な「野田琺瑯の保存容器」。
使い勝手が良いだけでなく、冷蔵庫やキッチンに置いていてもスッキリと整うシンプルなデザインも人気の理由の一つですよね♪
この記事では、野田琺瑯のホワイトシリーズ「レクタングル深型・浅型の保存容器」を実際に使って感じるメリットの紹介をします。また、日常的に使っていて「ちょっと不便だな」と感じるデメリットも併せて紹介するので、購入を検討している方の参考になればと思います。
野田琺瑯の保存容器・レクタングルの【メリット】
ニオイや色がつかない
プラスチック製の容器だと、場合によっては気になる食品のニオイや色移り。
野田琺瑯の保存容器は琺瑯素材でできているので、カレーやトマトを使った煮込み料理など色の濃い料理を入れても容器に色がつかず衛生的。
また、琺瑯は酸性やアルカリ性にも強いので、長期間保存したいピクルスや梅干しなどを入れるのにも使用できます。
シンプルなデザイン
白一色のシンプルなデザインなので、冷蔵庫の中に重ねて入れていてもゴチャゴチャせず、スッキリとします。レクタングルシリーズは全て形が長方形なので、冷蔵庫の中で幅を取らない点も嬉しい◎
広い用途(浅型・深型あり)
レクタングル深型のシリーズは高さが5.7cm〜12cmと、しっかりと深さがあるので、汁物や煮物、その他高さのある料理を入れたい時に便利。
また、カットした状態のかさばる野菜や、余ったジャガイモや豆腐(水につけた状態で保存したい食材)などを保存する時にも深型が使いやすいです。
一方、レクタングル浅型のシリーズは、高さが4.4cm〜5.7cmと浅め。作り置きの料理を保存する際に作った料理を広げて入れられるので、料理を早く冷ますことができます。その他にも、浅型はバット代わりとしても使用できます。
使用用途によって使い分けることができるので、深型・浅型どちらのシリーズもおすすめです。
左:深型 右:浅型
耐熱・オーブン可
耐熱性があるので、出来たばかり料理を熱々の状態のまま容器に入れることができます。
また、オーブンでも使用可能。そのまま食卓へ出せるので、我が家ではグラタンやドリアなどを作るときによく使います。
野田琺瑯の保存容器・レクタングルの【デメリット】
電子レンジ不可
電子レンジやIHコンロでは使用できません。容器内の料理を温め直したいときは、料理を別の容器(電子レンジ可のもの)に移すか、琺瑯容器ごとコンロにのせて直火で温めることが可能です。
私の場合、料理を鍋に移して火にかけるか、別の容器に移して電子レンジで温め直すことが多いです。(容器ごと直火にかけることに何となく抵抗があるのと、鍋に移したほうが温まるのが早そうという理由から)
琺瑯容器のまま直火にかけてしまえば、電子レンジ不可な点はあまり気にならないかもしれません。
「シール蓋」は熱に弱く、ニオイが付きやすい
レクタングルシリーズの蓋には「シール蓋」と「琺瑯蓋」の2種類があります。
シール蓋(上写真)は、EVA樹脂でできているため、熱に弱いです。シール蓋がシンクに置いてあるのに気がつかず鍋の熱湯をシンクに流してしまうと、蓋がグニャっと変形し白っぽくなってしまうので注意。(下写真↓一度やってしまいました)
また、ニンニクや玉ねぎなどニオイの強い食品や料理を保存すると、シール蓋にニオイが付きやすく、蓋についたニオイが数日間消えないことがあります。(ニオイは数日経てば消えます)
蓋は単品で購入することができるので、シール蓋が痛んできた場合は買い替え可能。
常にニオイが気になる方や、丈夫な蓋が欲しい方は、「琺瑯蓋」を購入するのがおすすめです。
冷蔵庫に入れたときに中が見えない
白い外見でスッキリとしている反面、いくつかの保存容器を冷蔵庫に入れると、冷蔵庫の扉を開けてすぐに中に何が入っているのか分かりにくいです。
改めてレクタングルシリーズの商品情報を見てみると、なんとホワイトボード用のペンで直接容器に記入できるとのこと。(記入した文字は食器用洗剤で落ちるそうです)
冷蔵庫を開けた時に中身をすぐに知りたい!という方は、ホワイトボード用のペンで記入を♪
iwakiの保存容器との違い
iwakiの保存容器は料理代行で定期的(月2〜4回の頻度)に伺っていたご家庭で使っていました。この項目では、iwakiの保存容器を実際に使ってみて感じた野田琺瑯の保存容器との違いを紹介します。
電子レンジ可
耐熱ガラスでできたiwakiの保存容器は、電子レンジ使用可能。また、蓋を外せばオーブンでも使用できます。一方、直火では使えません。
何が入っているのか一目でわかる
透明なガラスでできているので、冷蔵庫の扉を開けた瞬間、中に何が入っているか一目でわかります。
高さが一定・正方形
どの容器も高さ5.4cm〜5.5cmと一定。高さに統一感があるので冷蔵庫に入れた時にスッキリと見えますが、煮込み料理や汁ものを入れる場合は「もっと高さが欲しいな」と感じることがあります。
また、500mlの容器以外、形が正方形。大きいサイズのものは少し幅が目立ちます。
最後に
この記事では、「野田琺瑯の保存容器」を実際に使って感じるメリット・デメリットの紹介、さらにiwakiの保存容器と野田琺瑯の保存容器の違いの紹介をしました。
野田琺瑯の保存容器の購入を検討している方は、記事中に挙げたメリット・デメリットを参考にしていただければと思います。