ピルスナービールの発祥の地であるチェコには、ビールに合う名物料理がたくさんあります。
この記事では、2023年12月にチェコへ旅行に行った際に、特に美味しいと感じたチェコの名物料理の一つ「チーズフライ(スマジェニー・シール)」を、おうちで簡単に作れるようにアレンジしたレシピを紹介します。
チェコでは、チェコ産のヘルメリーンという白カビのチーズ(カマンベールのようなチーズ)か、エダムチーズが使用されることが多いようですが、このレシピでは日本の家庭でも作りやすいようにカマンベールチーズを使用しています。
今回紹介する「カマンベールチーズフライ」は、ビールのおつまみとしてはもちろん、子供達も大好きな食べやすい味なので、普段のおかずとしてもおすすめです◎
また、卵不使用&少ない油でOKのレシピなので手順も簡単。
サクッとした衣ととろけるチーズが美味しいチーズフライ、ぜひ気軽に作ってみてくださいね♪
「カマンベールチーズフライ」のレシピ
【材料・2〜4人分】
◆カマンベール 1個
◆小麦粉 大さじ1
◆パン粉 大さじ5〜6(できれば細目のもの)
◆小麦粉+水 大さじ2ずつ
◆付け合わせの野菜 適量
(1)今回は6個に切れているタイプのカマンベールを使用。もちろん切れていないタイプのものでもOK。付け合わせの野菜は事前に用意しておく。
(2)カマンベール1/6個を上下半分に切り分ける(写真黄色線)。
(3)カマンベールを(2)の切り方で全て切った状態(写真はカマンベール2/3個分のもの)。カマンベールがやわらかくなってしまうのを防ぐため、この状態で一度冷蔵庫に入れておく。
(4)小麦粉、パン粉、小麦粉+水(よく混ぜておく)をそれぞれ小皿に入れる。
(5)カマンベールの周りに、①小麦粉→②小麦粉+水→③パン粉の順に衣をまんべんなくしっかりと付ける。
(6)フライパンに7mm〜1cm程の油を入れ中火で熱する。油がしっかりと温まったら、(5)を入れる。
(7)片面が写真のようにキツネ色になったら、カマンベールを裏返す。
(8)反対の面もキツネ色になったら、キッチンペーパー(又は油切りペーパー)を敷いた皿にあげ、油を切る。
(9)付け合わせの野菜と一緒に皿に盛り、完成!
お好みで塩やケチャップをつけても◎
チェコではチーズフライにタルタルソースをつけて食べるのが一般的のようですが、私が行ったいくつかのチェコレストランでは、チーズフライに甘酸っぱいコケモモのジャムやソースが添えられていました(下写真1枚目、2枚目)。ソースの甘酸っぱい味がまろやかなチーズによく合います◎
また、今回のレシピでは食べやすいように一口大に切ってから揚げていますが、カマンベールチーズを丸のまま上下半分に切っただけの状態で揚げるのもボリュームが出ておすすめです♪本場のチェコでは、どちらかというと大きめに切った状態のまま揚げる(上写真2枚目)方が一般的のようです。
おうちで簡単にチェコ名物を♪
この記事では、実際にチェコへ旅行に行った際に美味しいと感じた「チーズフライ」をおうちで簡単に作れるようにアレンジしたレシピの紹介をしました。
チーズを揚げただけのシンプルな料理ですが、味は絶品。一度食べたらクセになること間違いなしです。
ぜひ試してみてくださいね♪