ツルンと食べやすい『手羽先の切り方』のコツ|キッチンハサミ使用・写真解説付き

当ページのリンクには広告が含まれています。
食べやすく切った状態の鶏の手羽先

旨味たっぷりの鶏の手羽先は、子供から大人まで幅広い世代に人気のある部位ですよね。

一方「食べる時に手が汚れるし、調理しにくいから少し苦手」という方もいるのではないでしょうか。

この記事では、食べる時に肉と骨が気持ち良くツルンと離れる『手羽先の切り方』の紹介をします。

お子様でも食べやすいので日々の食卓はもちろん、ホームパーティーなどの華やかな場面でも喜ばれること間違いなし。

やり方に慣れればとても簡単な作業なので、ぜひ一度試してみてくださいね♪

目次

ツルンと食べやすい「手羽先の切り方」

完成した状態の手羽先のグリル

【使用するもの】

◆キッチンハサミ

◆使い捨てのポリエチレン手袋(あれば)

【手順】

横から見た生の手羽先

(1)左手に使い捨てのポリエチレン手袋をし、手羽先を写真のように持つ。写真の矢印部分が自分の正面にくるよう、くるっと向きを変える。

2本の骨が正面にくるように向いた鶏の手羽先

(2)外側に見えている2本の骨(写真赤丸)の周りについている肉や筋、皮をキッチンハサミで全て切り離す。切り離す深さは約1cm

一気に切ろうとせず、ハサミの先を使って少しずつ細々とハサミを入れていくと切りやすいです◎

2本の骨の周りについている肉や筋や皮を全て切り離した状態の手羽先

写真のようになればOK。

関節を通常とは反対側に思いっきりねじるように折り曲げた状態の手羽先

(3)手羽先の太い方を左手で持ち、右手で手羽先の関節を通常とは反対側に思いっきりねじるように折り曲げる。

結構固い+滑ります。「ゴキッ」と、関節が折れた感覚があるまで、しっかりと折ります。

キッチンハサミで2つに切り分けた手羽先

(4)キッチンハサミを使い、折った関節部分から2つに切り分ける。

今回は、太い方(写真左側)のみ使用する。

2本の骨が見える状態の手羽先

(5)切り分けた部分から見える2本の骨(写真赤丸)の周りについている肉や筋、皮をキッチンハサミで全て切り離す。切り離す深さは約1cm

2本の骨の骨と骨の間に親指を押し込んだ状態の手羽先

(6)切り離した2本の骨の骨と骨の間に親指をグッと入れ、奥まで押し込む。反対側からも同様に親指を押し込む。

2本の骨がよく見える状態の手羽先

(7)2本の骨に付いている肉を骨から離すイメージで、それぞれの骨をグリグリと左右に回す。反対側からも同様に行う。

肉は崩れないので、強めにやってしまってOK。骨を引っ張ってみて、「抜けそうだけど、まだ抜けない」位、骨と肉を離しておくことで食べやすくなります。

肉を2本の骨の中心に寄せた状態の手羽先

写真のように、肉が骨の中心にくるように寄せて、できあがり♪

食べやすくカットした9つの手羽先

コツを掴めば、個数が多くても楽々◎

個数が多い場合は、作業の初めから終わりまでを手羽先1本ずつに行うのではなく、流れ作業のように一工程を全ての手羽先に一度に行うと楽です。

今回は使用しない手羽先の部位

切り落とした写真の部分は、スープや煮物に入れると旨味が出て美味しいです。普通に煮るだけでもOKですが、圧力鍋で加圧するとトロトロに♪

切り落とした部分は、生の状態のまま、ラップ+ジップロックで冷凍可能

バットに並べた状態の9つの手羽先

調理例の一つとして、塩・こしょうを振って200度のオーブンで10〜15分焼くと、

完成した手羽グリル

簡単♪手羽グリルの完成!

にんにく&オリーブオイル&ハーブを足したり、塩麹につけて30分以上置いてから焼く(味付けは塩麹のみでOK!)とよりジューシーになり、オススメです◎

簡単「切り方のコツ」で家族の笑顔を

この記事では、食べる時に肉と骨が気持ち良くツルンと離れる『手羽先の切り方』の紹介をしました。

ちなみに、今回紹介した切り方は、以前焼き鳥屋で食べた感動的な(とても食べやすい、、!)手羽先を参考に、より家庭で再現しやすく改良したものです。

焼く前の一手間で、家族からの絶賛の声を聞けるはず♪

手羽先を調理する際は、ぜひ試してみてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

『食べること』『料理をすること』が大好き。管理栄養士、代行料理人としての経験を通して得た料理のコツ、日々のごはん作りに役立つ時短レシピ、キッチン用品、その他食に関する色々なコトを紹介しています。(たまに旅や暮らしについても書いてます*) 1990年生まれ。北海道出身。一児の母。

目次