フランスパンやカンパーニュなどのハード系パンに向く準強力粉。
強力粉ほどの種類の多さではありませんが、準強力粉も販売されている種類が複数あるので、パン作りの際にどの粉を選ぶか迷ってしまう、、!という方もいるのではないでしょうか?
今回は、比較的販売している店舗の多い準強力粉【リスドォル】と【北海道産ハードブレッド専用粉(ER)】を使用してそれぞれライ麦パンを作り、出来上がったパンを食べ比べてみました。
「リスドォル」と「ER」を比較!
今回作ったライ麦パンのレシピは、ムラヨシマサユキさんの本「カンパーニュ 冷蔵庫仕込みでじっくり発酵。」を参考にしています。
ムラヨシマサユキさんのレシピは、手順がシンプルで簡単に美味しいパンが焼けるので、ハード系パン初心者の方にもとってもオススメです◎
【使用した材料】
◆準強力粉(リスドォル・ER)それぞれ150g
◆ライ麦粉 50g
◆ポーリッシュ種 200g
◆イースト 1g
◆塩 2g
◆はちみつ 3g
◆水 80g
結果

左:ER 右:リスドォル
焼き上がりの断面の見た目には、ほぼ違いはありませんでした。
リスドォルは、あっさりと歯切れがよい食感。ERに比べて、小麦の風味・旨味が強く感じました。
ERは、強力粉ほどではないですが、もっちりした食感。あまり小麦の風味がせず、味はシンプルでした。
また、作業工程では、若干ですが、リスドォルの方が吸水が良く、発酵が早いと感じました。
個人的な感想として、香ばくサクッとしたパンを作りたい時は「リスドォル」、もっちり食感を楽しみたいときは「ER」を選ぶと良いかと思います。
ちなみに、リスドォルは外国産準強力粉のブレンド、ERは北海道産準強力粉のブレンド(価格はリスドォルの方が安価)。
私は富澤商店さんでまとめて購入していますが、インターネットでも購入が可能です↓
パン作りで粉を選ぶ際の参考にしてみてくださいね♪



