檜(ヒノキ)のまな板に小さい虫?!|木のまな板のお手入れ方法

当ページのリンクには広告が含まれています。
ヒノキのまな板

爽やかな香りが特徴の「ヒノキのまな板」は、速乾性や抗菌・抗カビ作用があり清潔に保ちやすく、木のまな板の中でも人気がありますよね。

かくいう私も、ヒノキのまな板に憧れ、2年程前に念願のヒノキのまな板を購入しました。

購入してすぐは日常的に使用していたのですが、事情がありしばらく使用しない期間(半年間くらい)があり、再度使用しようとした時のことです。

「ん?虫??」

よく見ないと見逃してしまいそうなくらいのサイズ(1mm位)の白っぽい色の小さな虫が3〜4匹まな板の上を這っていました。

偶然かなと思い、まな板をクレンザーとタワシで洗い、再び同じ場所に置いておいたところ、数日後にまた同じまな板に同じ虫を発見。

ネットで「檜のまな板 虫」と検索したところ、木のまな板につく虫はチャタテムシ類という種類の虫の可能性があるという情報が見つかりました。(でも、ネット上の写真とまな板にいた実物の虫は見た目が少し違うような気も?)

チャタテムシは湿度が高い場所を好み、カビや菌類、紙、麺類などをエサにするとのこと。

まな板を使用していなかった期間は、まな板をガスコンロの横の壁に立てかけて置いていたので、まな板が湿っていた可能性は低いですが、

もしかしたら、まな板に落としきれていない汚れが残っていて、それをエサに虫が寄ってきた可能性はあるのかも?

もしくは、まな板を置いていた場所の周辺や、同じ場所に立て掛けて置いている別の木のまな板には虫は見当たらず、必ず該当のヒノキのまな板のみに発生するので、まな板の内部に問題があるのか、、

ちなみに、購入した店舗に確認してみたところ、ヒノキのまな板に虫が発生したという前例はなく、万が一虫が内部に巣を作ってまな板の中から出てきている場合は(虫嫌いの方、ゴメンナサイ!)、まな板に穴が空いているなどの形跡があるはずとのことでした。(まな板の外側をよく見てみましたが、特に穴が空いている様子はなかったです。)

買い替えも考えましたが「気に入って購入したまな板だし、もう少し大事に使いたい!」という気持ちを捨てきれず、自力で虫を退治した方法を下記で紹介をします。

私と同じように、木のまな板の虫問題でお悩みの方の参考になればと思います。

目次

ヒノキのまな板の虫を退治した方法

まず、今回該当のヒノキまな板は、「クレンザーを使ってタワシでこする」「アルコール除菌スプレーで除菌」「たまに熱湯を流しかけて熱湯消毒」という方法で手入れをしていました。(使用していなかった半年間は、ほとんど洗っていませんでした。)

ヒノキのまな板を購入した店舗に問い合わせをし手入れの仕方を再確認すると、上記の方法に加えて「煮沸OK」ということだったので、まな板を煮沸をしてみることに。

我が家には、まな板がまるまる入る大きな鍋がなかったので、家にある一番大きい鍋を使い、お湯に浸かる部分を中心に煮沸消毒を行いました。

煮沸させているヒノキのまな板

鍋にお湯をたっぷりと沸かし、まな板を上写真のように縦に入れ、両端のお湯に浸かる部分を約10分間ずつ煮沸をしました。途中、何度かオタマでお湯をすくい全体に回しかけました。

その後、まな板を鍋から出しシンクに立て掛けた状態で、まな板の真ん中部分(お湯につからなかった部分)目掛けて、鍋の熱湯を流しかけました。

風通しの良い場所で乾燥させているヒノキのまな板

煮沸後は、まな板たてに立てて風通しの良い日陰に置き(上写真)、しっかりと乾燥させました。

以上が虫退治の際に行った煮沸消毒の工程です。

結局、まな板にいた虫がなんだったのかはわからずのままですが、まな板を丸ごと煮沸したことで虫を退治することができました。

上記の方法でまな板を煮沸をして約2ヶ月が経ちますが、再び虫が現れたことは今のところありません。

もし、今回の私のように「木のまな板に小さな虫が這っている!」という事態と遭遇してしまった方は、買い替えを考える前に、試しに煮沸消毒をしてみるのも一つの方法としておすすめですよ◎

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

『食べること』『料理をすること』が大好き。管理栄養士、代行料理人としての経験を通して得た料理のコツ、日々のごはん作りに役立つ時短レシピ、キッチン用品、その他食に関する色々なコトを紹介しています。(たまに旅や暮らしについても書いてます*) 1990年生まれ。北海道出身。一児の母。

目次