あずきのシンプルな「甘さ」と、食べ応えのある「固さ」がやみつきのあずきバーは、子供から大人まで多くの人に愛される味。
ところで、定番あずきバーのアレンジバージョンとして、「ミルク味」が出ているのをご存知ですか?
この記事では、井村屋の「あずきバー」と「あずきバー(ミルク)」を実際に食べ比べた際のレポートを紹介します。
※以下、通常のあずきバーを「定番あずき」、あずきバー(ミルク)を「ミルク」と省略しています。
あずきバーとあずきバー(ミルク)を比較!
見た目
まず、箱の色は、定番あずきはあずき色(赤色)なのに対し、ミルクは紫色。どちらも和を感じさせる発色です。
アイスの大きさは、定番あずきの方が大きめ。今まで同じサイズだと思って食べていたのですが、比べてみると、ミルクは少し小ぶりのようでした。
原材料
定番あずきの原材料は、
砂糖、小豆、水あめ、食塩、とかなりシンプル。
一方、ミルクは、
ミルク部分:水あめ、脱脂粉乳、クリーム、乳等を原料とする食品、砂糖、植物油脂、デキストリン/乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、香料
あずき部分:水あめ、小豆、生あん、コーンスターチ、食塩/ソルビトール
あずきの部分は定番あずきと同じだと思っていましたが、使っている材料が少し違っているようです。
ちなみにアイスの分類は定番あずきは氷菓、ミルクはアイスミルクでした。
カロリーは、定番あずき110kcal、ミルク115kcal。ミルクの方が脂質が高く、炭水化物が少なめです。
定番あずき | ミルク | |
エネルギー | 110kcal | 115kcal |
タンパク質 | 2.1g | 2.1g |
脂質 | 0.2g | 1.9g |
炭水化物 | 25.0g | 22.3g |
食塩相当量 | 0.1g | 0.07g |
断面と味
まず、定番あずきは、小豆を煮汁ごと凍らせたような見た目。見た目通りの味なので味のイメージもしやすいです。
定番あずきならではのガリっとした噛みごたえも特徴的。冷凍庫から出してすぐは、カチカチでかじれない程。
一方、ミルクは、ミルク部分が断面の半分を占めています。
まわりのミルクは練乳風味でほんのり甘いまろやかな味。ミルク部分も小豆部分も、やわらかくてとても噛みやすく、定番あずきとは全く別モノ。定番あずきに比べると少しネトッとした食感です。
また、よく見ると、周りのミルクから中のあずきが透けて見えます。
〈まとめ〉
結論として、まず、どちらも美味しいです。
あずきバーに固さやさっぱり感を求めている方は、やっぱり定番あずきがおすすめ。ミルクは噛みごたえが少ないので、少し物足りなく感じるかもしれません。
一方、ミルクはクリーミーな和の味を求めている時におすすめです。
ただ、ミルクは定番あずきに比べて使っている材料が多いため、子供に与える際の添加物などの心配を考えると、定番あずきの方が安心かもしれません。
あずきバーで熱い夏を乗り切ろう
この記事では、井村屋から販売されている「あずきバー」と「あずきバー(ミルク)」について紹介しました。
異なる特徴を持つ2種のあずきバーは、どちらとても美味。
気分によって食べ分けるのがおすすめです。
さっぱり美味しいあずきバーを食べて、暑い夏を乗り切りましょう♪