ピーマンは「種やヘタ」もまるごと食べられるのを知っていますか?
私の実家では、焼肉をするときにコンロの網の上でまるごとピーマンを焼いて食べていました。不思議と種やヘタの固い部分は気にならず、むしろトロッと甘くジューシーになります。本当に美味しいので、炭火焼きをする機会があれば、ぜひ試してみて欲しい食べ方です。
まるごとピーマンを使ったレシピは、2023年8月27日放送の「24時間テレビ」志麻さんの0円キッチンでも紹介されていました。伝説の家政婦タサン志麻さんが言うなら美味しいのも確実ですね♪ちなみにテレビで紹介された内容はこちら(「24時間テレビ」志麻さんの0円キッチン)。志麻さんのレシピではピーマンをフライパンで焼くとのことでした。
種やヘタも食べられるピーマンですが、まるごと調理する以外の料理に使う場合は、見た目や食感を良くするためにも種やヘタは取りたいと感じる方も多いかと思います。
そこで、この記事ではピーマンの「種とヘタ」の上手な取り方のご紹介をします。ちょっとのコツですが、知っていると無駄なくスムーズに作業ができるので、きっとピーマンの下処理が楽しくなりますよ。
また、その他に簡単ピーマンレシピ3選を載せています。ビタミンCたっぷりのピーマンを食べて残りの夏も元気に乗り切りましょう♪
ピーマンの「種とヘタ」の上手な取り方
⑴ピーマンを半分に切る。指でヘタの周り(写真赤線の部分)を身から離すように立ち上げる。
⑵ヘタの部分を内側に押し込むようにしてヘタをとる。
⑶中の種を指で取り除く。
写真のようにキレイに種とヘタを取ることができます♪
【失敗例】
半分に切った後、中の種を持ちヘタを外側に押すように(写真上の赤矢印のように)してとると、ヘタの周りの身の部分も折れてしまいやすいです(写真下の赤丸部分)。先程も記載しましたが、上手に取るポイントはヘタを内側に押すように取ることです。
簡単ピーマンレシピ3選
まるごとピーマンのオーブン焼き
オーブンで焼くだけなので、サッと作れる一品です。ピーマン の旬の時期に是非♪
【材料・2人分】
◆ピーマン 4個
◆麺つゆ 大さじ1.5
◆かつお節 適量
【手順】
⑴オーブンは200℃に予熱しておく。ピーマンは洗い、二ヶ所程包丁で刺し(写真赤丸)、切れ目を作っておく(point:包丁で切れ目を作ることで、加熱中にピーマンが破裂するのを防ぎます。また、味の染み込みもよくなります。)
⑵耐熱皿にピーマン(種、ヘタつきのまま)をのせ、200℃で10分、裏返してさらに3分焼く。写真のようにピーマンが全体的にしなしなになったらOK。(※ピーマンの大きさや肉厚さによって焼き時間を調整してください)
⑶麺つゆを同量の水で割り、皿にのせたピーマンの上からかける。最後にかつお節をかける。
レンジで簡単!蒸しピーマンのごま油醤油和え
お弁当にもおすすめ。ごま油の香りでやみつきに♪
【材料・2人分】
◆ピーマン 大1個(小なら2個)
◆醤油 小さじ1/2〜1
◆ごま油 小さじ1/2
◆かつお節 適量
【手順】
⑴ピーマンは一口大に切る。
⑵ピーマンを耐熱皿に入れ、ふんわりとラップをかける。電子レンジ600wで1分半♪そのまま5分程置いておく。
⑶醤油、ごま油、かつお節を和えて完成。
じゃがいもとピーマンのオイスターソース炒め
作っておくと何かと便利な常備菜。肉やツナと一緒に炒めても美味しいです。
【材料・2〜4人分】
◆ピーマン 大1個(小なら2個)
◆じゃがいも 小1個(約100g)
◆オイスターソース 小さじ1/2
◆塩 ひとつまみ
◆白ごま 適量
【手順】
⑴ピーマンは幅5mmの千切りにする。じゃがいもは厚さ2mm、幅1cmの短冊切りにし、水にさらす。
⑵フライパンに油大さじ1/2をしき、中火でじゃがいもを炒める。
⑶じゃがいもが透き通ってきたら、ピーマンを加えさらに炒める。
⑷ピーマンがしんなりしたら、オイスターソースと塩を回し入れ、火を止める。
⑸皿に盛り、白ごまを振る。
おまけ:ピーマンの千切りのコツ
⑴ピーマン(半分に切って種とヘタを取ったもの)を切り口を上にしてまな板にのせる。写真のように両端を切り落とす。
⑵中央部分を好みの太さの千切りにする。両端部分も太さを合わせて千切りする。又は小さく切って他の料理に使う(両端部分はチャーハンや炒め物の彩りにもおすすめです)。
まとめ
この記事では、ピーマンの「種とヘタ」の上手な取り方と、簡単ピーマンレシピ3選のご紹介をしました。
ピーマンの「種とヘタ」の取り方は、ちょっとのコツなのですが知っていると無駄なくスムーズに作業をすることができるので是非試してみて欲しい方法です。
レシピは、まるごとピーマンを使ったレシピや、副菜としておすすめの時短レシピを紹介しました。多めに作って冷蔵庫に保存しておくと、あと一品欲しい!という時にも助かりますよ♪